トリアイナ
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Memory



by King Chang

「十月の夕暮れが寂しく街を映す」

 

夕焼けに影が長く伸びて

少し肌寒い秋風

 

高校生活最後の試合が終わった夏、

同期が引退して放課後を謳歌する中

大学へのスポーツ進学が決まっていたので

冬になっても引退せず

後輩と一緒に練習していたのを思い出します。

 

練習を終え

秋の夕暮れの中、

一人寮へと帰っていた時に

全国レベルだったマーチングバンドが

奏でていたミュージカル「CATS」の『Memory』

 

練習後の熱(ほて)った体に

秋風は心地良く、

色々な事を考えながら

聴き帰っていました。

 

夢追いかけ

まだ見ぬ未来へ希望も抱き、

ちょっと人見知りな

あの子の事も考えていたような。。。

 

 

今頃、あの子もどこかで

秋の夕暮れの中

少し肌寒い秋風を受けながらも、

懐かしく心温めているのでしょうか

 

そんな事を思い出した

秋の夕暮れでした。

 

恋も夢も一生懸命だった

あの夕暮れを思い出すと

そっと心を優しく温めてくれます。

 

懐かしいメモリーです。

 









Mountaineering



by King Chang

よく人生をマラソンに例える事がありますよね

その反対を説いたCMもありましたが、、、

 

山に登る事も

人生と同じだと言う人もいます。

 

目指すものが頂上にあるから

険しく厳しい道でも

自分の足で一歩一歩登って行くのでしょう

 

目指すものによっては

あっという間に辿り着くかもしれませんし、

途中まで登って

どこかで言い訳を作って

「今の自分には、ここから先は無理」と

諦めてしまうかもしれません。

だけど、そこから見える景色は

本当に自分が見たかったものでしょうか、、、

輝かしく素晴らしくみえるでしょうか、、、

 

もちろん、

登山は一歩間違えれば大変危険です。

だからこそ、努力が必要なんです。

ゆっくりでも構わないし

小さな山から始めても良いし

たくさんの知識と経験、

そして多くの支えが必要です。

 

急に降り注ぐ雨

険しい山道

月明かりだけが頼りになる時もある。

傷つき泥だらけになり

やっとの思いで辿り着いた頂上、

そこから見える景色は最高です。

辛く険しい道も

良い思い出になります。

 

そして、

はるか向こうにそびえる山の頂上へ

また足を向けるのでしょう

 

夢は尽きることはありません。

もっともっと高く険しい山はあります。

だからこそ、努力して諦めず目指したいと思います。

 

自分の足で登り、

自分の足で下りる。

登山においても、人生においても

大切ですね。

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遠くに見えるのは富士山。

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次の山(目標)は、あいつですね。

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AIRU〜愛と共に〜No.05 「1歳誕生日」



by Y-Jet

久しぶりの投稿、どうも「Y-Jet」です。早いもので、愛娘の愛瑠が1歳になり、実家で誕生日会を盛大にしていただきました。

 

赤ちゃん

 

しかしはっきり言って怒濤の1年間でした。簡単に振り返ってみます。

 

嫁の「早期胎盤剥離」により危ぶまれた娘の命。病院側の敏速な対応により一命はとりとめましたが、「今後、後遺症が残るかもしれない」と告げられました。仮死状態で生まれたために、脳内の運動神経の中枢に傷害を受けている可能性があると言うのです。後遺症というのは、主に運動機能の障害であり、「首がすわる」「おすわり」などが通常より極端に遅かったり、「ハイハイ」「つかまり立ち」が習得できなかったりと、症例は様々ですが、日常の発達の遅れの中で分かってくるものらしいのです。

 

この1年間、当サイト「TRIAINA」を制作し、更新していくいつ何時も、娘のことが頭のどこかにありました。そんな親の心配をぬぐい去るかのように、彼女は育児書通りに順調な発達を遂げていきました。

 

首がすわったときの嬉しさは今も忘れません。寝返りをうったときには、嫁と手を取り合って喜びました。初めてハイハイをしたときは、泣いて感動しました。そして1歳の誕生日をすぎた頃には2、3歩、歩くようになったのです。歩く歩数が日に日に増えていき、今では部屋の端から端まで歩くまでになりました。病院の先生にも「もう大丈夫だから検査には来なくていい」と言われました。嫁は嬉しくて思わず涙を流していたのを覚えています。

 

以前は、出産祝いにもらった赤ちゃん用の靴を見るたびに、「いつかこれを履かせられる日が来るのかな…もしかしたら…」という不安な気持ちがありました。いつからか、この靴を履かせる日が来ることが、私の大きな大きな「夢」となっていたのです。だから、その夢が叶いそうな今、私の毎日は幸せに溢れています。とても充実しています。

 

普通に出産して、普通に育児して、普通に成長するのが、当たり前だと思っていました。この1年を振り返り、普通の人には些細なことでも、私たち夫婦には、とてつもなく大きな感動の連続だったのです。

 

児童虐待が増加し、子どもへの愛情が希薄となる昨今。育児放棄する親は、子どもが成長する喜びなどには興味がないということでしょうか。

 

でも私は思います。子どもの成長には夢がつまっているんだと。他の何にも変えられない大切な大切な夢なのです。そして子どもと共に生きるライフスタイルの中で見出せる喜びの中には、大きな大きな「愛」が溢れているのだと。

 

次の私の夢は、幼稚園の運動会で愛瑠と共に走ることです。押し入れの中に大切にしまってある、出産祝いでもらったあの靴を履かせて…。

 

誕生日


PICNIC



by King Chang

人は一人では生きていけない。

そんな事は解っていますよね

 

出会って、惹かれて、恋をして

結婚する。。。

 

カップルを見かけると

「二人はどこで出会って、どんな恋をして

どんな未来を描いてるのかな。。。」

そんな事を考えたりもします。

 

 

一人じゃ解けない問題も

二人で考えたら簡単で、、、

一人じゃ解ける問題も

二人でいると答えられなくて、、、

 

一人でいると寂しくて

二人でいると煩わしくて

 

 

背中を押してもらったり

手を引いてあげたり

立ち止まったりしながら

手を繋いで共に歩んで、

あの丘まで辿り着いたら

少し後ろを振り返ってみよう

幼い二人が笑顔で手を振ってるよ

 

ちょっと休んだら

また歩んで行こう

 

まだまだ続く夢への道

見たことのない景色を

君と二人で見続けて行きたい。

 

 

全く知らないカップルへ

そんな詩を送りたいと思います。

 

いつまでも仲良くお幸せに、、、。

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