懐かしい昭和の文房具まだあるの?30〜40代必ず知ってる名作文具



カテゴリー : Dream <LifeStyle>

懐かしい文房具

少年時代、誰しもが使うであろう文房具。大人になってから、子どもの頃に使っていた文房具を見ると、何だか懐かしい気持ちになる。特に60〜70年代の高度経済成長期に発売された文具は名作揃いで、ロングセラーとなった商品が数多い。故に、現代においても“懐かしの昭和文房具”を購入することができるのである。今回は特に30〜40代の大人たちが懐かしいと感じる、今でも買える文具を特集。あの頃愛用した文房具に思いを馳せ、少年時代を懐かしんでもらいたい。

ジャポニカ学習帳

1970年の発売以来、学習ノートシーンをぶっちぎりで牽引してきたショウワノートレーベルの代表作。当時の学習帳にはなかった昆虫や動植物のカラー写真を表紙に採用し、話題を集めた。アラサー、アラフォー世代の心に、これほど印象深く残っている文房具は他にないだろう。

マジックインキ

1953 (昭和28年)年に発売された「?」のマークが印象的な油性マジック。紙はもちろん、ガラス・プラスチック・布・皮・木材・金属・陶器など、どんなものにもよく書ける“魔法の筆記具”として大ブレイクした。

ラッションペン(水性サインペン)

ラッションペンという名前は聞き慣れないかもしれないが、実物を見ると「あ、これか!」と納得してしまう。当時サインペンといえばこの「ラッションペン」を指した、細型水性ペンの代名詞的存在だ。独特の香りが、子供時代の記憶を呼び覚ます。

サクラクレパス

クレパス界の超定番。様々な色があり、妙に心躍らせた幼少時代を思い出す。家の壁に落書きして、両親に叱られた人も少なくないはず。お絵かきには書かせないアイテムだった。

サクラ クーピーペンシル

1973年に販売開始されたプラスチック色鉛筆。色鉛筆の描きやすさとクレヨンのような味わいのある発色が特徴。ちょうどいい描き心地が、当時は画期的だった。

ソフトペン(採点ペン)

学校の先生必須のアイテム。「シャっ」という摩擦音で丸を描く先生の姿が目に浮かぶよう。インクの交換ができるという当時としてはめずらしいペンに、「ほしい!」という人は多かったのではないか。

鉛筆キャップ

当時は金属製のシンプルなデザインの「鉛筆キャップ」を皆、持っていた。鉛筆の芯を守るだけでなく、短くなった鉛筆のおしりの方に取り付けると、長い鉛筆の感覚になり書きやすかった。

ロケット鉛筆

ロケット鉛筆とは、プラスチックのソケットに芯がはめ込まれていて、芯が丸くなったらソケットを外してペンのお尻から入れると新しい芯が出てくるという斬新なアイデアの鉛筆。1966年に誕生し、「芯がロケット式に次々と出てくるのが面白い」と、当時の子どもたちの人気を集めた。

NEWアーム筆入

あの「象が踏んでも壊れない!」のキャッチコピーで 日本中の話題を独占した「アーム筆入」。今も「NEWアーム筆入」として製造・販売を続けている。最大1.5トンまでは壊れないというデータも。

ぺんてるエフ水彩

学童用としてサクラマット水彩と人気を二分した「ぺんてるエフ水彩」は、不透明水彩のベストセラー商品。
イラストレーターなど専門職をのぞき、お目にかかる機会は滅多にないが、大人になってから水彩画にチャレンジするのも面白い。

サクラ三重筆洗

今ではめっきり見なくなったが、非常に懐かしい形の筆洗。スケッチ用として持ち運びに適している。黄色の筆洗バケツもあったが、こちらの方がデザインがシンプルでカッコいい。

ミッキーナイフ

昔、よく見かけた懐かしい鉛筆削り用ナイフ。地域によってはミッキーナイフと呼ばずにボンナイフという呼称もあったらしい。ナイフを折りたたんで収納でき、手のひらサイズなので持ち運びにも便利だった。デザインもカッコいいので、今でも欲しい文房具の一つだ。

でんぷん糊

自然に優しい天然素材。図工の時間には必須のアイテムだった。子供時代に誰もが出会った懐かしい姿のまま、今も存在する。

セメダインC

接着剤の歴史を作ったパイオニアブランド。子供の頃の無邪気な記憶とダイレクトに結びつく逸品だ。誕生日に買ってもらったプラモデルを作るとき、夏休みの課題の工作を作るとき、いつもあなたの側には「セメダインC」があったはずだ。

アラビックヤマト

日本国内の液状のりシェアNo.1を誇る、1975年に発売されたロングセラー商品。特殊スポンジキャップ付で滑らかな塗り味が特徴で、乾きも早く粘着力も高い。子どもの頃、各家庭に1つはあったはずだ。

フエキ糊 どうぶつ

キュートなどうぶつ型のパッケージでお馴染みの「どうぶつのり」。子どもの頃使っていたという人も多いのでは。1975年の発売開始以来、今なお親しまれている。

ソックタッチ

靴下のズレ落ちを防ぐ商品として1972年に発売された白元の「ソックタッチ」。94年頃には、女子中高生の間で流行したルーズソックスを止める必需品として、再ブレイクした。白のハイソックスをソックタッチで止めていた世代にとって、「ソックタッチ」という響き自体が懐かしい。

教育おりがみ

おりがみのスタンダードと言えばこの「教育おりがみ」。金銀の折り紙は使うのがもったいなかった。大人になりめっきり見なくなったが、ネットでは購入できるのはうれしい。幼少期の想像力、色彩感覚を養うのにはぴったりだ。

スクラップブック

スクラップブックと言えばコクヨ。新聞・雑誌の切り抜き保存のロングセラー商品だ。飽きのこないシンプルなデザインがグッド!今でも割と見かける思い出の商品だ。

ダイモ

「ダイモ」とはヨーロッパ屈指の文具メーカーが製造している機械式のラベルライター。英語が打ち込まれたテープを見ると、懐かしさが込み上げる。手軽につくれるレトロなラベルは、インテリアやラッッピングなどで今でも使えそうだ。

さんすうせっと

小学校低学年の算数で用いられる副教材。数の概念や加減乗除などを分かりやすく説明するためのもので、おはじきや計算カード、時計の模型などがセットになっている。まるでおもちゃで遊ぶ感覚で勉強できるので、子どもには嬉しすぎる教材だ。

よいこのおどうぐばこ

1975年の発売以来、多くの子ども達の整理整頓用の道具箱として親しまれてきた「よいこのおどうぐばこ」。使用するのは小学生の低学年だけなので記憶にない人もいるだろう。

ベーシック地球儀

「宇宙から見た地球」を初めて見たのは何といってもこの地球儀。指でくるくる回して、国当てクイズなんかを夢中でしていた。友達の部屋には、たいてい置いてあったのも懐かしい思い出だ。



トリアイナ
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