小さなサポーターからの手紙!ブラジル代表DFダビドルイスが再び夢を追う
およそ1か月にわたって開かれたサッカーのワールドカップブラジル大会が閉幕した。今大会で歴史的大敗を喫したブラジルは、主将のチアゴシウバが累積で出場停止だったため、DFのダビドルイス(27=パリサンジェルマン)がキャプテンマークを巻いて出場。試合後は涙を流し、チームメートに慰められていたシーンもあった。(写真左)
悲しみにくれるブラジル代表・ダビドルイスに〝小さなサポーター〟が愛あふれる手紙を送った。
11日付の英デーリーメール紙(電子版)が「ダビドルイスが、小さなブラジルファンからの手紙でW杯での傷心から立ち直った」と報じた。ノートに書かれた手紙は、9歳のアナルズちゃんから贈られたものだ。
「ハイ ダビドルイス。W杯でブラジルの試合を見ました。私はあなたのプレーをたくさん見るのが好き。あなたは、そんなに悲しむことはないと思うの。なぜならあなたはいいプレーをしたし、ベストを尽くした。あなたは素晴らしいキャプテンだった。人生とは、こんなもの。時には負けるし、時には勝つ。でも、幸せになる必要があるわ。ダビドルイス、あなたは私のチャンピオンよ」
そこには、アフロのダビドルイスが、トロフィーを掲げる絵も描かれている。
ダビドルイスは、この手紙の写真を自身の写真共有サイト「インスタグラム」に投稿。「プリンセス、ありがとう!僕は決して自分の夢を諦めない。そして、僕が受けた愛をみんなに返したい」とメッセージを送った。
ダビドルイスは今後、チェルシーからパリサンジェルマンに移籍。新しい人生をスタートさせることになる。
たった一つの〝小さなサポーター〟からの愛あふれる手紙。諦めかけた夢を取り戻し、今後の人生の糧ともなり得るメッセージだったのだろう。目標を見失ったり、挫折を経験した人を立ち直らせるためのエールがこの世に存在するとしたら、それは自分のことを一番に考え、応援してくれている人からの言葉なのかもしれない。
ライフスタイルにプラスの提案をし、夢を叶えるためのエールを皆に送り続けていくTRIAINA。今回、9歳の少女から「大切な人を想う気持ち」や「愛を伝える言葉」など多くのことを学んだ。