情報収集する上で欠かすことのできない検索エンジン。今やキーワードを打ち込むだけで、様々な情報を世界中から得ることができるのだ。非常に便利な検索エンジンの中でも、圧倒的なシェアを誇る「グーグル」は、使い方一つで仕事や人生において大差が生まれるのだ。これは大袈裟ではなく事実である。Web上に溢れかえる情報の中から、本当にほしい情報をピンポイントで探すことができたなら、必ず人生は変わるだろう。今回は人生の“転機”ともなり得る検索の「コツ」を伝授していく。

基本のGoogle検索術

複数語検索

言うまでもなく、誰もが活用している方法。例えば「30代が履くスニーカー」を調べたいときは、検索窓に「スニーカー 30代」と単語の間にスペースを入れて検索する。スペースは半角ても全角でもどちらでもいい。
　

OR検索

複数の単語のうち、どれか１つでも含むページを検索する「OR条件」。情報がマイナーで該当しそうなサイトが少ない場合にはこれを使おう。

NOT検索

除外したいキーワードの前に「-」を入れる。このとき「-」の前のスペースを忘れずに、ハイフンは半角英数字で入力する。Yahoo!Japan、Google共通。「ヤクルト　-ヤクルトスワローズ」と検索すれば、球団は除外され、飲むヤクルトの情報が検索される。
　

キーワードの後に「とは」を付ける

詳しく調べたいキーワードの後に「とは」を付けて検索。Wikipediaや辞書などを効率良く検索できる。
　

知っておくと便利な検索演算子

サイトを絞り込む

サイトを限定して調べたい場合は検索ワードとアドレスを入力する。「パソコン　kakaku.com」もしくは「パソコン　site:kakaku.com」で検索すると、「価格ドットコム」のサイトからパソコンの情報だけを得ることができる。
　

天気予報検索

「weather:都道府県名」で検索すると画像のように天気予報が表示される。weatherと都道府県の間にコロンを忘れずに入れよう。
　

タイトルを特定する「intitle」

例えばWebデザインに関する情報で、タイトルに「役立つ」と付けているサイトを調べる場合、「intitle:役立つ　Webデザイン」と検索する。タイトルをピンポイントで特定できるので非常に便利だ。
　

見れないページを見る方法

どうしても見たいのに、サーバーエラーか何かで表示されないサイトはたまにある。そんなときは、「cache:URL」で検索。Googleにキャッシュが残っている場合、そのページの過去の表示を見ることができる。

PDFファイルを指定して検索

PDFのみを表示したい場合は、「filetype:PDF キーワード」で検索。キーワードに関連のあるPDFファイルがリストアップされる。ちなみに「filetype:PDF 情報商材」と打ち込めば、有料の情報商材のいくつかは観覧できてしまう。
また、PDFの部分をZIPやXLS（エクセル）、DOC（ワード）などに置き換えて検索すると、それらのファイルのみ表示される。
　

類似サイトを検索

お気に入りのサイトとよく似た雰囲気のサイトを探したいときは、「related:URL」で検索。当サイトの場合は、よく似たデザインの「honeyee.com」などがリストアップされる。
　

どんな言葉か忘れてしまったら「*」検索

例えば寺山修二の「人魚姫」の有名なフレーズ「涙は人間の作る一番小さな海です」という文章で「海」という言葉が思い出せない場合、「涙は人間の作る一番小さな*です」と検索すれば、「*」の言葉を教えてくれる。
　

フレーズ検索

関連キーワードではなく、一語一句全く同じフレーズを探したいなら「フレーズ検索」を使おう。例えば「ソニー好きとアップル好きの違い」とぴったり書いてあるサイトを探したいときは、「” “」（ダブルクウォーテーション）で囲んで検索。ヤフー、Google共通。
　

数値の範囲を絞って検索

5万円から10万円の予算でノートパソコンを調べたい場合は、「ノートパソコン　50000円..100000円」と検索。
　

その他の検索演算子

生活に役立つキーワード検索

郵便番号検索

郵便番号を知りたいときは、「大阪府大阪市北区池田町　郵便番号」もしくは「大阪府大阪市北区池田町　〒」と検索すると郵便番号が表示される。
　

ドル計算

「１ドル」や「100ドル」のように検索するだけで、画像のように計算結果が表示される。Google限定。また「2500円をドルで」と打ち込むと円からドルの計算もしてくれる。
　

「電卓」検索で計算も可能

電卓がなくてもGoogleから計算できる。「電卓」と検索すると画像のように電卓が表示され実際に計算できる。
　

乗り換え案内検索

「現在地から目的地」で検索すると、画像のようにルートを表示してくれる。
　

チームの勝敗や試合日程を検索

応援しているチーム名で検索するだけ。
　

その他のキーワード検索

キーワード以外の検索

音声検索

Googleの検索窓の右にある、マイクのマークをクリックすると音声検索が行える。スマートフォンやタブレットでより便利に利用できるようになった。Chromeのみで可能だが、Androidスマートフォンでは他のブラウザでも使用できる。
　

画像検索

Googleの画像検索で、検索窓の右にあるカメラのマークをクリックして、自分のPCから検索したい画像をアップロードする。すると類似の画像が検索される。
　

最後に

仕事や人生において、知りたい情報をいかに最速でピンポイントに辿り着けるかは大変重要である。これらの方法を駆使すれば、今まで知ることのできなかった情報を得ることもできてしまうだろう。グーグル検索をマスターすることで、あなたの夢のゴールまでの距離はグッと縮まったと言っても過言ではない。是非、活用してほしい。

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