ストリート誌『Boon』大人の男性ターゲットに6年半ぶり夢の復活
カテゴリー : Dream <LifeStyle>
1990年代に「ストリート」というジャンルを確固たるものにし、スニーカーや古着ブームを長年に渡り牽引した男性ファッション誌『Boon(ブーン)』(祥伝社)が明日10月9日発売の『2014秋冬号』で約6年半ぶりに復活する。
30〜40代の男性にとっては、青春時代に読みあさったストリートファッションの参考書的存在であり、女性にモテようと必死に努力した記憶が蘇ってくるのではないか。そんな20代の若者をターゲットにしていた『Boon』。かつてストリートカルチャーを体験した「30~40代男性の印象にいまだに強く残っている」(同社担当者)ことから復活が決定。30〜40代の〝大人の男性〟をターゲット層に定めスタイルを一新させる。
スニーカー、ヴィンテージ古着、デニムに加え、大人の男性が好む音楽、食、サブカルの要素も取り入れ、〝ストリート総合誌〟として生まれ変わった。今の若者はピンとこないであろう〝ヴィンテージ〟という言葉が〝大人の男性〟にとっては魅力的に聞こえるだろう。表紙を飾る広末涼子は、「『学生時代にBoon読者でした』という方々とお仕事をする機会がものすごく増えて、とても嬉しく思っています」とコメントを発表。次号は『2015春夏号』を来年4月上旬に発売予定。同社は「両号の反応を見て(復刊を含めた)それ以降のことを考えたい」としている。
青春時代に追いかけた夢の数々を、再び取り戻してくれるような、そんなストリート誌ではないだろうか。是非、書店へ。