「引き寄せの法則」や“夢を叶える系”書籍が本当に言いたい一つのこと



カテゴリー : Dream <LifeStyle>

引き寄せの法則
 
いきなり4コマ漫画からスタートした新企画。この「4コマ-スタイル」では、夢やライフスタイルに関するテーマを定め、それを4コマ漫画で分かりやすく描く新感覚のコーナーである。今回のテーマは「引き寄せの法則」。

引き寄せの法則って何?

何かと話題になった引き寄せの法則だが、「結局どんなものなの」とお思いだろう。しかし実際のところ良く分からない。分かったところで宇宙がどうとか言われても、ピンとこない。夢は叶えたいが、そんな法則には興味がないと言うのが本当のところではないだろうか。あえて説明すると、「似たもの同士は引き合う」という宇宙の原理が基本となっているということ。今から解説するのは「引き寄せの法則」を主軸に、“夢を叶える系”書籍やサイトの記事に掲載されている内容を解析した結果である。そしてこの中から、本当に必要なたった一つの真実を探索していく。

否定的な思考をしてはいけない

先に述べた「似たもの同士は引き合う」という法則によれば、否定的な思考も自分に引き寄せてしまうらしい。つまり「明日の会議でのプレゼン、うまくいかないだろうな…」とネガティブな考えを抱いていると、その通りになってしまうというもの。「明日のプレゼン、絶対成功する!」と肯定的な思考をすることで、成功を引き寄せることができるのだ。

より具体的なイメージを描く

あなたは叶えたい夢をすぐに口にすることができるだろうか。この「より具体的なイメージを描く」というのは、〝夢を叶える系〟の法則の中で一番重要なポイントなのだ。数多く出版されている〝夢を叶える系〟の書籍やサイトの記事は、この「より具体的なイメージを描く」ということに主軸を置いているのだ。これこそがたった一つの〝夢を叶える〟真実なのでである。

具体的なイメージとは?

  • 1.夢や目標を1つ以上設定する。
  • 2.実際に夢を叶えた人の話しを聞いたり、手に入れたいものに触れてみる。
  • 3.達成する期限を設定する。1年、1ヶ月、1日単位の細かいノルマを決めておくと効果的。
  • 4.夢が叶った後の自分の姿を想像する。

まあ、こんなとこでだろうか。ここで大切なのは具体的なイメージをできるだけ細分化すること。そして実際に五感に触れさせ、潜在意識に定着しておくことが重要だ。また達成する期限というのは、あくまで目標であり、多少無理なスケジュールでもかまわない。そして肝心なのは、夢を叶った後の自分の姿を想像できるかどうか。上の4コマ漫画は、具体性に欠けるとこうなるという例だが、目標達成後の自分の姿がはっきりと想像できるということは、具体的な夢が明確になっている証拠なのだ。

常に意識する

せっかく細かく定めたイメージが薄らいでいくようでは意味がない。いつでも自分の夢を意識するように心がけよう。意識することで普段、気がづかなかったことも気がづくようになる。その気づきこそが、夢を叶えるヒントとなるのだ。

行動するのは一番最後

これは他の“夢を叶える系”記事ではただ「行動しよう」とだけ詠っている方法だが、当サイトで独自に「一番最後」と加えた。要するに、より具体的なイメージを描くことができ、それを意識する習慣が身に付いて初めて行動に移そうということ。叶えたいことがきちんと定まっていないのに、やみくもに行動しても遠回りになるだけである。肝心なのは「具体的イメージ」を持って「行動」すること。その行為は「より理想に近づこう」という信念であり、引き寄せの法則もまた理想に近づくために働いてくれるのだ。

具体的イメージはどこに描けばいいのか?

もちろん頭の中である。心と捉えてもいいだろう。しかし人間の頭というのは完璧にインプットできない不確かなものだ。少し前に話題となった『一冊の手帳で夢は必ずかなう』という本をご存知だろうか。この本は「引き寄せの法則」的な宇宙原理は解説していないが、結局は夢をより具体的に分析することで、目標を達成しようというものである。だが、この本の面白いところは「“手帳オタク”になりなさい」というところ。肌身離さずに手帳を持ち歩き、時間のあるときは「自分の夢」が記してある手帳を開き、眺めことが大切だと説いている。そうすることで、どんな時でも夢を忘れずに意識することができる。要するに人間の頭という内部記憶は不確かなものなので、手帳という外部記憶に頼りなさいということ。頭の中だけでイメージするよりは、もっと夢が鮮明にはっきりするということである。

まとめ

夢を叶える系の書籍やサイトの記事の多くは、一貫して上記の内容を言い方を変え説明していると言える。大切なのは、叶えたい夢の「より具体的なイメージを自分の一番身近なデータベースに置いておく」ということ。頭という内部記憶を軸に、手帳や携帯という身近な外部記憶に頼るのもいいだろう。引き寄せの法則が本当かどうかなんてどうでもいい。手帳が役に立つかなんて人それぞれだ。精神論を言う気はさらさらないが、自分を信じることがやはり一番大切なのである。「俺はできるんだ!」という強い信念こそが、引き寄せの法則の最たるものなのではないだろうか。「何を」「いつまでに」「どのように」と具体的にインプットした夢をイメージし、自分を信じる強い信念を持って行動すれば、宇宙的法則でなくともきっと夢は叶うのだから。



トリアイナ
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