アウトドアライフ~30代男の野外活動~『大荒れの石鎚山 天狗岳』
西日本最高峰と言われる愛媛県石鎚山
と言っても2000メートルもない山ですが、
晴れた日には山頂から四国の山々はもちろん
瀬戸内海や九州の山まで眺めることが出来ます。
鎖場が楽しめる?
いえ、鎖場が行く手を阻む山でも知られています
ただ、ちゃんと迂回路はあります。
時間の都合上、
まずはロープウェイで上がります。
昭和を感じさせます。
山頂駅に着いたら、
ここから旅館や売店が建ち並ぶ成就社へ向かいます。
冬はスキー場になるのでリフトもあります。
山登り時でも乗れます。
神社に着いて
参拝してからいよいよ登山です。
あのてっぺんまで向かいます
十月の初旬ですが
もう紅葉が始まってます。
石鎚山は紅葉の名所でもあるようです。
舗装された登山道が続きます。
犬も登ります。
登山口から一時間ほどで
試しの鎖ってなとこに着きました。
この先の鎖場へ向かう為の「腕試し」って意味なのか、
後に解りましたが、
この試しの鎖が一番きつく思えました。
登った先は最高でした
試しの鎖は降りないと先へ行けません
降りるほうが怖いです。。。
途中の休憩小屋に着いた時には
心配していた天候に、、、
午前中は曇り予報で昼から晴れる
でしたが、山をなめたらいけませんね。
「力あめゆ」はホンマに美味かったです!
あったまりました
マヌーサ状態で先に進みます
このコンディションでの鎖場は
かなり危険でしたが、
それがまた男の冒険心をくすぐるのです
撮影も大変でしたが楽しかったです
女性の方には全く理解出来ないと思われます。
舗装されてるとは言え
悪天候の中では慎重に進みます
四時間近くで山頂に到着
全く晴れる様子はありません。。。
少し山小屋で休んで
目的の天狗岳を目指します。
そこが本当の西日本最高峰になるようです
強風で見え隠れする天狗岳てっぺん、
山小屋付近から眺めて躊躇する方続出でした。。。
もの凄い勢いで風が吹き上げて来ます
さぁ、防寒して靴紐締め直して
神社に手を合わせてアタックです。
かすかに見えてくるてっぺん
てっぺんに近づくほど
足場は岩場で、踏み外せば断崖絶壁です
何とか辿り着きました。
紅葉シーズンの天狗岳は
大渋滞で頂上付近は記念撮影で順番待ちだとか、、、
けど、ご覧の天候で頂上には誰もいなかったです。。。
足を滑らせてはるか谷底へ滑落しても
誰も気付かないくらいに大荒れでした。
西日本最高峰到達は良い経験となりました
大荒れの人生でも登りつめてやるって事ですよ!
下山途中ですっかり晴れて
遠く瀬戸内海も見えて来ました。
紅葉もこんなにキレイだったのだと気付きましたね
山頂付近はまだまだ
荒れてる模様ですが、、、
下山途中で見返した鎖場、
撮影の角度とか違いますよ
ホンマに垂直に近い岩壁を登っていきます
鎖もデカイです。
険しい山に見えますが
普段は子供も楽しめる穏やかで楽しい山です
下山した頃にはすっかり暗くなりかけていましたが、
無事帰れた事は当たり前ではなく感謝です。
生きる喜び味わいます
四国一の歓楽街松山まで近いです。
人生三度目の道後温泉に入って
疲れ冷え切った体を癒しました。
特別山登りが好きと言うわけではありませんが、
自然から教わることや授かるパワーは最高です。
人類の誕生から言えば文明時代なんて
ほんのわずかなもんで、
人類含め生き物自然界全ては共存共栄してきたわけです。
時に優しく、時に厳しく
自然は我々にたくさんの顔を見せます。
朝陽に手を合わしたり、夕陽に涙を流したり、、、
山や海や森で心落ち着き穏やかに優しい気持ちになれるのは
人間が自然とともに生きる力を備えて来たからですね!
そして、
そんな事を文明に囲まれて
今ここで記しているのです。
ファミコン世代の我々30代は
素晴らしい人類の発明品で育ちました。
そしてこれからも活用して行きます。
6割文明に感謝して
4割自然に感謝して
6:4で生きていこうかな。。
いや、やっぱり7:3かな
平成ですし、、、
リニア乗りたいし、、、
けど、アウトドア最高ですよ
野外活動は素晴らしい!