「30代のメンズスニーカー」大人だからこそ定番をカッコ良く
30代のメンズスニーカーをテーマにしたが、「30代だからこのスニーカーだ」という定義はどこにもない。あえて30代を「大人」と位置づけたならば、やはり定番のものを上手に履きこなしてこそ“オトナ”なのではないだろうか。しかし定番ならどれでもいいと言うわけではない。TRIAINAでは、大人の魅力を一層引き立たせる定番の復刻版スニーカーを中心に紹介する。「アディダス スタンスミス」や「ナイキ エアフォースワン」など30代の男性にとっては青春時代の宝物であり、共に歩いた仲間なのである。あの頃一緒に夢を描いたスニーカーたち。今の自分は果たしてどれを選ぶのか。
adidas Stan Smith(スタンスミス)
【Stan Smith(スタンスミス)】は、1973年にテニスシューズとしてデビュー。以来、ストリートでも人気を博し、アディダス史上最も売れたシューズへと成長した。2014年、クラシックホワイトのプレミアムレザーでStan Smithを復刻。計算されつくした完璧なまでのフォルムは、今なお多くのファンを魅了する。
CONVERSE ジャックパーセル
コンバースの人気モデル「オールスター」と並ぶ大人気モデル「ジャックパーセル」。1935年、当時のバドミントンのワールドチャンピオンであったジャック・パーセルが開発に関わる事で誕生したモデル。「ヒゲ」「スマイル」の愛称で親しまれ、現在ではコートシューズという枠を越え、幅広い層から人気のある不朽の名作。
VANS オールドスクール
VANS【バンズ】クラシックラインの代表モデル・OLD SKOOL(オールドスクール)。
1978年にサイドのサーフラインを象徴するデザインとして登場。通称、「JAZZ(ジャズ)」とも呼ばれ、現在では、SK8-HI、SLIP-ON、ERA、AUTHENTICと並ぶ不動の人気を誇るモデル。どんなスタイルにもマッチして、ストリートにおいても実力を発揮する。
New Balance USA M576
長年にわたり根強い人気を集める「576」Made in USA。90年代にアメリカで限定発売され、多くのマニアを魅了した「576」モデルの復刻版。ミッドソール踵部のVチャネル構造、甲のパンチングに加え、リッチな質感のレザーを使い、往時の雰囲気を忠実に再現。
NIKE エアフォースワン
1982年の登場以来、時代を超えて愛されてきたこのバスケットボールシューズは、アメリカ大統領専用機の「Air Force One」にちなんで命名。ハードコートからアスファルトまで世界中のフィールドで広く愛用され、ヒップホップカルチャーのアイコン的存在にもなった。現在のエアフォースワンも、柔軟性、バネのようなクッショニング、分厚いミッドソールなど、そのルーツを忠実に再現している。
PUMA スウェードクラシック+
ヒップホップシーンやスケートシーンといったサブカルチャーやファッションアイコンにも大きな影響を与えたPUMAの言わずと知れた名作「PUMA SUEDE」。その木型を使用して制作された「SUEDE CLASSICS」の2014年モデル。 絶妙なカラー展開で、どんなコーディネートにもマッチする秀逸な一足。今後の〝古豪復活〟にも期待したい。
PATRICK シュリーインディゴ
フランス発の老舗スポーツブランド、パトリック。象徴である2本ラインをトゥーに配置することでパンツの裾に隠れることなくデザインを楽しめると共に、パトリック本来のシャープさが強調されファッション性を高めた1足。また、シンセティックレザー(合成皮革)仕様のアッパーは軽量性に優れ、汚れにも強い。スニーカーでありながらキレイめファッションに抜群に合うシャープなデザインとなっている。
ジャーマントレーナー
ドイツ軍で正式採用のトレーニングシューズ「ジャーマントレーナー」。本格的なトレーニングにも耐えうる丈夫な作りとは裏腹に、ヨーロッパスタイルを想像させるスタイリッシュなフォルムが特徴。今や、様々なセレクトショップに置かれる超定番スニーカー。
adidas スーパースター 80s
シェルトップと呼ばれる、トゥのデザインが特徴的な定番スニーカー。この「SS 80s」はアッパーをヴィンテージの香り漂うレザーで切り替え、フェルト素材の3ストライプをあしらっている。またタンも新たにレザー仕様に。ヒップホップ界のレジェンド、RUN-DMC のメンバーが靴紐を外して履いたことでも有名。
オニツカタイガー
誰もが知っているスポーツブランド、「アシックス」の前身ブランド、オニツカタイガー。近年のレトロスニーカーブームに伴い、昭和テイスト漂うオニツカタイガーのデザインは再び注目されている。〝永遠のスタンダードモデル〟と呼べる一足。
マカロニアン
マカロニアンは、2003年にスタートしたルーマニア発のスニーカーブランド。大量生産が主流の今も、昔からのハンドメイド製法にこだわり、他には決して真似のできない無骨さと温もりを感じることができる。人気ブランドの「メンズビギ」や「セッティングクラックス」などとのコラボをきっかけに日本国内での人気が急上昇。
GRAVIS ターマック
グラビスの名を世界中に広めた、オリジナルモデルの「TARMAC」。日本では90年代後半の裏原ブームで大ブレイク。ナイキのエアプレストと人気を二分した。多くの裏原ブランドが衰退していく中でも、スニーカーブランドとして確固たる地位を築いた〝本物〟のストリート系定番スニーカーと呼ぶにふさわしい。
まとめ
「定番」のスニーカーが持つ「安定感」が30代男性という“ややおとな”には良く似合う。まだまだ終わりが見えないスニーカーブームのさなかに、あなたにマッチするスニーカーを選び抜いてほしい。デイリーなスニーカー情報がほしい方は、下記をチェックするのもいいだろう。
今回紹介したスニーカーをチョイスすれば決して間違いはない。しかし人とはちょっと違うアイテムで差をつけたいという人もいるだろう。そんな人は下記リンクをチェックしてほしい。
ファッションは靴で決まると言っても過言ではないくらい、その存在は大きい。夢あるライフスタイルを楽しむためにも、共に歩む最高の“相棒”を見つけてほしい。あなたの未来への扉はそこから開かれるのだから。