パリは燃えているか
始まりましたね。
NHKならではの作品「映像の世紀」が
「新・映像の世紀」となって新しく放送するようです。
映像の世紀は全巻所持していますが、
何度も見返す作品です。
書物や写真でしか伝わらなかった歴史の数々が、
この100年余り
映像に残されて今へ伝えています。
まるで映画を見るように
コーヒーを飲みながら見ている画面には、
その悲劇の歴史が映し出されています。
遠い過去の話ではありません。
世界中で起こっている数々の紛争や殺戮
そして「憲法九条」まで、、、
今まさにその歴史の途中だと言う事です
今に残す映像のほとんどが
やはり戦争になってしまうんですね。
そして世界各地で
まだまだフィルムは回り続けています。。。
「戦争からきらめきと魔術的な美がついに奪い取られてしまった。
アレキサンダー や、シーザー や、ナポレオン が兵士達と共に
危険を分かち合い、馬で戦場を駆け巡り、帝国の運命を決する。
そんなことはもう、なくなった。
これからの英雄は、安全で静かで、物憂い事務室にいて、
書記官達に取り囲まれて座る。
一方何千という兵士達が、電話一本で機械の力によって殺され、
息の根を止められる。
これから先に起こる戦争は、女性や、子供や、
一般市民全体を殺すことになるだろう。
やがてそれぞれの国には、大規模で、限界のない、
一度発動されたら制御不可能となるような破壊のためのシステムを
生み出すことになる。
人類ははじめて自分たちを絶滅させることができる道具を手に入れた。
これこそが人類の栄光と苦労のすべてが最後に到達した運命である」