衝撃の〝黒い稲妻〟登場!ピント合わせは撮影後に「ライトロ イルム」
これまでの写真撮影は、感度、シャッタースピード、絞りで記録する光の量をコントロールして、ピントを決定してきた。しかし、その常識を覆すカメラ「ライトロ イルム」が日本上陸。明日、12月12日から国内で発売される。
このカメラは、レンズに入る光の束を方向まで含めて丸ごとと記録し、後から任意の距離にリフォーカスできる「ライトフィールド技術」を採用し、撮影後に好きな位置にピントを合わせられるというもの。初代モデルは米国で2012年に発売された。
「ライトロ イルム」は、35ミリ換算で30~250ミリ相当の光学8倍ズームレンズ(全域で開放F2.0)、1/1.2インチCMOSセンサー(出力2450×1634ピクセル)を搭載。背面ディスプレイは4インチ(800×480ピクセル)のタッチスクリーンで、リフォーカスビュー機能を備えている。無線LAN(IEEE 802.11a/b/g/n/ac)に対応し、撮影した画像の転送も可能。サイズは86(高さ)×145(幅)×166(奥行き)ミリで重さは940グラム。
▲リフォーカスイメージ
極論として、ピントも絞りも気にせずに撮影できるので、操作性はシンプルで斬新だ。本格ズームレンズを搭載しており、プロ写真家や映像クリエイターからハイアマチュアまで、様々な分野への可能性を秘めたライトフィールドカメラとなっている。専用ソフトでの現像作業も全く新しくクリエイティブに溢れている。
ライトフィールドカメラ LYTRO ILLUM |