おしゃれなコーヒーメーカーで至福のひとときを!こだわり派のための15選!
コーヒーは現代の大人にとって、欠くことのできない飲み物だ。その道に造詣深い人なら、淹れ方一つにもこだわりがあることだろう。奥深いコーヒー道だが、昨今では“コーヒーメーカー”なるものの出現により、誰でも手軽においしいコーヒーを飲むことが可能になった。そして、家電がデザイン化されるに伴い、コーヒーメーカーもおしゃれにデザインされるようになったのだ。機能だけでなく、ライフスタイルをおしゃれに彩るスタイリッシュなコーヒーメーカー。まさに大人の生活を豊かにしてくれる必須アイテムだろう。今回、当サイトはそんな「コーヒーメーカー」をピックアップ。基本的な知識を学んだ後に、厳選したおしゃれなコーヒーメーカーを紹介する。
コーヒーメーカーとは?
そもそもコーヒーの抽出というのは、非常に味に影響する。手作業で目分量を計って淹れようものなら、味にばらつきが出てしまう。そこで自動的に(すなわち定量的に)コーヒーを淹れられるように作られたのがコーヒーメーカーだ。常に安定したおいしいコーヒーを毎日飲めるという、極上のひと時を演出してくれるのである。
主流はドリップ式
ドリップ式とは、ろ過しながらコーヒーを抽出する方式であり、多くのコーヒーメーカーに用いられている。過去に市販されていたサイフォン式は、器具の分解洗浄が手間だったこともあり、あまり普及されなかった。サイフォン式で淹れたコーヒーの方が味わい深いという評価はあったが、ドリップ式は手軽にドリップコーヒーを楽しめるため、瞬く間に普及したのだ。ドリップ式のうちヒーター部分と水を入れる容器が一体になっているものは「水容器一体型」、ヒーター部分から水容器を着脱可能なものは「水容器着脱型」と呼ばれる。
基本的なドリップ式コーヒーメーカーの使用方法
2.水容器に、コーヒー粉に応じた量の水を注ぐ。殆どの製品はサーバーに出来あがりのコーヒー量の目盛りが記してあり、水の計量カップを兼ねている。
3.スイッチをONにする。
という風に、非常に簡単にドリップコーヒーを淹れることができるのだ。
ドリップ式コーヒーメーカーのバリエーション
サーバーがガラスではなくステンレス製の魔法瓶といった保温性が高いものになっているタイプで、コーヒーポットともいう。ガラスのものとは違って割れる心配がない。
コーヒーミルを内蔵しているタイプ。挽いた後は自分でドリッパーへ挽いた豆を移し抽出する。また、挽いた後に自動でドリッパーへ移しそのまま抽出する機種もある。
サーバーがなく直接カップへ抽出するタイプ。抽出後そのまま飲めるだけではなく、サーバーが省かれるため洗い物が一つ少なくなるという利点がある。ただし、1〜2人分のカップに抽出するものが多く、大人数には適していない。
コーヒーミルを内蔵しているだけでなく、生豆の焙煎から行えるタイプもある。
その他のコーヒー抽出の方式
エスプレッソ式
深めに焙煎して極細挽きにしたコーヒーに圧力をかけながら抽出する方式。そのため風味が濃厚で、クリームなどを加えて、カフェ・ラッテやカプチーノなどのバリエーションは若者の人気だ。
サイフォン式
フラスコで沸騰したお湯が上部のロート内に入れたコーヒーの粉と接触して抽出する方式。味わい深いコーヒーを淹れられるが、器具の分解洗浄が手間なのが難点。
パーコレーター式
本体のポットに熱湯を入れて加熱することで、ポット上部のバスケットに予め入れておいたコーヒーに湯がパイプを通って接触することで抽出する方式。故障が少なく洗浄も楽である事が特徴だが、最適な抽出具合を計るのが難しい。
▲ドリップ式
▲パーコレーター式
▲サイフォン式
おしゃれなコーヒーメーカーはこれだ!
コーヒーメーカーの種類を一通り学んだところで、おすすめのコーヒーメーカーを紹介したい。方式はもちろんドリップ式。サイフォン式やパーコレーター式は通好みかもしれないが、実用性を考慮すれば、やはりドリップ式だろう。ならば、できる限りおしゃれなドリップ式コーヒーメーカーを選んでやろうではないか。大人の男の朝のお供に、超おしゃれなコーヒーメーカーをどどんと公開。人数別で掲載しているので、用途にあったものを選んでほしい。
コレス 1カップコーヒーメーカー(1カップ)
場所を取らないコンパクトサイズなので、デスクなどちょっとした所にも配置可能。一人暮らしに必須のアイテムだ。抽出が終わると自動で電源が切れるオートオフ機能付きで、消し忘れても安心。丸みをおびた近未来的なデザインがおしゃれだ。
レコルト ソロカフェ(1カップ)
シンプルかつスタイリッシュな1カップコーヒーメーカー。急冷のアイスコーヒーも淹れたての味わいが楽しめる。スリムなデザインなのでスペースを取らないのも嬉しい。
プラスマイナスゼロ コーヒーメーカー(2カップ)
ちょうどいいスリムでコンパクトなサイズ感。洗練されたデザインに加え、フィルターなしで使えるなどの機能も兼ね備えた、2カップ用のおしゃれなコーヒーメーカーだ。
デバイスタイル コーヒーメーカー(3カップ)
マグと本体が一体になったロケットを彷彿させる斬新なデザイン。マグカップにダイレクトにドリップするので、抽出後はそのままカップを外して飲用できる。さらに真空2重構造のサーモマグを採用しているので、入れたてのまま保温可能だ。オートオフ機能付き。
シロカ 全自動コーヒーメーカー(4カップ)
豆挽きからドリップまで全自動のタイプのコーヒーメーカー。本体にミルを内蔵しているので、挽きたての豆からいつでもコーヒーが楽しめる。部屋いっぱいにコーヒーの香りが広がり、まるでおしゃれなカフェのような雰囲気に。
ハリオ V60 珈琲王コーヒーメーカー(5カップ)
限りなくハンドドリップに近い味わいを追求。さらに2~5杯までの杯数に応じた蒸らし機能を搭載している。スタンダードなデザインの中に、洗練された大人の味が感じられる。
ラッセルホブス デザイア コーヒーメーカー(5、6カップ)
抽出後はステンレスカラフェごと持ち運んで、どこでも温かなコーヒーを楽しむことができる。オートオフ機能だけでなく、タイマー機能も付いており、飲みたい時間にセットが可能だ。スタイリッシュでおしゃれなデザインで部屋のインテリアにもなる。
デロンギ kMIXコレクション ドリップコーヒーメーカー(5、6カップ)
デュアルヒーター方式を採用し、入れた後も長い時間風味や香味を保つ。コーヒーの粉からまんべんなく旨味と香りを抽出するシャワードリップ機能もあり、コーヒー好きも納得のクオリティを提供する。世界的なデザイナーであるダレン・ミューレン氏によるコレクションで、洗練されたフォルムが特徴的だ。
ステルトン クラシック プレス コーヒーメーカー(6、7カップ)
STELTON CLASSICシリーズより新作のプレス式コーヒーメーカーの登場です。粗引きの豆をプレスすることにより香り豊かなコーヒーに仕上がります。側面の黒い部分をプッシュしますと中が取り外せて全て丸洗いできます。豆を挽いて、沸騰したお湯を加え、フレッシュに作られたコーヒを直接テーブルに置いて下さい。プレスコーヒメーカーで8杯分のコーヒが作れます。2層構造の壁とシンプルな開閉機能はコーヒーを長時間熱く保ちます。計量スプーンを使って作り方に従って下さい。洗うのも簡単、食洗機にも対応しています。素敵なデザインと一緒に香り豊かなコーヒーをお楽しみください。
イフプロダクトデザイン賞/2011年イフプロダクトデザイン賞をプレスコーヒーメーカーが受賞しました。
ボダム アイリーン フレンチプレスコーヒーメーカー(7カップ)
デザイナーのアイリーン・グレイ氏が“コーヒー通”のためにデザインしたEILEENシリーズ。機能性はもちろんだが、一切のムダを省いた斬新なシルエットが驚きだ。
サーモス コーヒーメーカー(7カップ)
真空断熱構造のポットで、高い保温・保冷力を実現。ドリップ予約タイマー付きで、忙しい朝でも手軽にコーヒーが飲める。シンプルでおしゃれなデザインだ。
エバソロ コーヒーメーカー(8、9カップ)
世界的な大ヒット「カフェソロ」を生み出したエバソロ社の100周年を記念して、カフェソロのデザイナー、TOOLSがデザインしたコーヒーメーカー。デンマークを象徴するモダンなコーヒーポットのデザインを継承した、温もり感あるフォルムが特徴だ。通常の「ドリップ式」だけでなく、「アル・フレスコ式」で淹れることも可能。
クロア スタンダードコーヒーメーカー(8、9カップ)
大容量だがコンパクトに設計されたコーヒーメーカー。コーヒー本来の味と香りを引き出すゴールドフィルターと、安定した保温性能のPTCヒーターにより、最後の1杯までおいしいコーヒーを楽しめる。スタンダードだが新しいデザインに仕上がっている。
クラプス コーヒーメーカー Silver Art(10カップ)
デザイナーにはコンスタンチン・グルチッチ氏を起用し、かなりこだわった美しいつくりになっている。
機能性とデザイン性に優れた、まさに“シルバーアート”と呼ぶにふさわしいコーヒーメーカー。キッチンやリビングが、一気におしゃれになること間違いなし。
クイジナート コーヒーメーカー(12カップ)
ボタン一つで豆挽きからドリップまで行える全自動のコーヒーメーカー。どこかモダンさが漂うデザインで、家庭がおしゃれなカフェに早変わり。24時間タイマー付きで、起床時や帰宅時に温かい絶品コーヒーが楽しめる。
最後に
「コーヒーなんか飲めたらいいや」と思う方もいるだろう。しかし、そこにほんの少しのこだわりを見つけてみよう。なにもコーヒーを1から学ぶ必要はない。焙煎がどうとかブレンドがどうとか、それはコーヒー博学者に任せておけがいい。せめて「コーヒーメーカー」だけでもこだわってみてはどうかということ。自分好みのおしゃれなコーヒーメーカーを眺めながら淹れた至福の一杯。それはその日の始まりだけでなく、人生の新たな始まりなのかもしれない。