大人使用のリュックサック!アメリカ生まれのデイパック、バックパックブランドを徹底解剖



カテゴリー : Delight <MONO>

空前のデイパックの再ブーム。特に本場のアメリカ発ブランドのデイパックがアツい。’90年代スニーカーブームの流れは、リュックサックにもきているのだ。しかし一口にデイパック、バックパックと言っても、アウトドアを始め、ミリタリーやアーバンライフなど、実に様々なものがある。特に30代男性にとって、どのブランドが大人でも使えるのか見分けるのが難しい。そこで当サイトは、大人使用のアメリカ発ブランドのリュックサックを徹底解剖し特集する。

GREGORY(グレゴリー)

アメリカ発の世界的カバンブランドのグレゴリー。「パックは背負うのではなく、着るものだ」をコンセプトに、デザイン、クオリティ、機能性の高さで圧倒的支持を集め続けてる。

トレイルブレイザーデイ

オリジナルのデザインを現代風にアレンジ。シンプルでクラシックなデザインは、若干小ぶりな優しいフォルムが特徴的。
 
グレゴリー
 

DRIFTER(ドリフター)

パラシュートの製造メーカーとして創業。その後、パラシュート生地を使って、耐久性を備えたバックパックなどの生産を開始。色褪せや色落ちしにくい素材により、末永く愛用できるバックづくりを目指している。

ランブリング パック

パラシュートの一部にも使われている特殊な加工によって優れた撥水処理が施され、両脇にはドリンクも収納できるポケットを配備。様々なアウトドアシーンで活躍できる。
 

 

MADDEN(メデン)

1974年、コロラド州ボールダーでアウトバウンドスクールのインストラクターであったダン・メデン氏により設立。コアなアウトドアファンから支持されるも2001年に買収され、後に営業を停止してしまう。しかし2012年に初期の従業員らが集まり、保管してあった機械・設備を蘇らせて復活を果たした。

マークスマン

フロントパネルと上部にある2つのポケットは、小物の収納に重宝する。バッグ底に装備されているピッケルホルダー(ブタ鼻)にはパイソンレザーが使用。
 

 

Patagonia(パタゴニア)

1957年、創設者のイヴォン・シュイナードがカリフォルニアの自宅裏庭でハーケンを鍛造したのが始まり。環境にも配慮した、日本でも知名度の高いアウトドアブランドだ。

アーバーパック26L

パタゴニアが1980年代に発売したサミット・パックを現代風にリメイク。トラディショナルかつスポーティーなデザインは、男女問わずあらゆるシーンにマッチする。
 
パタゴニア
 

OUTDOOR PRODUCT TREE(アウトドア プロダクツ ツリー)

1973年から1980年代初頭まで使われていた「TREE LOGO」と呼ばれるブランドマークを復刻させたヴィンテージコレクション。
しっかりとした品質とリーズナブルな値段がコンセプト。日本ではバッグだけでなくアパレルや時計、サングラス、傘なども展開している。

T431 マッキンリー

外見のクラシックテイストと、近代的なデザインが融合。底にスウェードを使用しフラップを採用しているため、荷物の出し入れもしやすい。また防水機能も備っており、通勤やアウトドアにもフィットする。
 
アウトドア
 

TOPO DESIGNS(トポ デザインズ)

アメリカ・コロラドをベースに2007年よりバック作りを開始。豊かな自然の中で育まれた独特のセンスが魅力のブランドだ。

デイパック レザー

シンプルでクラシックなデザインのデイパック。前面のジップポケットの他、ペットボトルや小物が収納できるポケットを両サイドに配備。ボトムに配した飴色の上質レザーがラグジュアリー感漂う仕上がりになっている。
 

 

THE NORTH FACE(ザノースフェイス)

1968年、カリフォルニア州バークレーで創業。1969年、ダウンウェアの原型となるシェラパーカーを発表以来、フレーム入りバックパック、ドーム型テントなどの数々のイノベーションを送り出している。「今のベストであること」をスローガンに革新を続ける世界のトップアウトドアブランド。

パープルレーベル

「nanamica」とのコラボモデルであるパーブルレーベルは、70年代に「THE NORTH FACE」で作られたデイパックのデザインをモチーフにアップデート。メイン素材にコーデュラキャンバスを使用し、中間部でセパレートして収納ができる二層式になったデザインになっている。
 

 

Columbia(コロンビア)

「Columbia」はアウトドアが盛んな大自然に囲まれた米国オレゴン州で、1938年にポール・ラムフロム氏が創業したアウトドアウェアブランド。「アウトドア、アクティブ、オーセンティック、アメリカン、バリュー」をコンセプトにアウトドアウェア、スポーツウェア、フットウェア、バックを世に送り続けている。

トカト25

オールドテイストのナイロン素材を使用し、レザーがアクセントとなっているクラシックなデザインのバックパック。メイン室は巾着仕様で簡単に開閉できる。フラップ部分にはファスナーポケットが付いていて、小物の収納にも。
 
コロンビア
 

KELTY(ケルティ)

1952年の誕生から、バックパックの歴史を半世紀にわたり刻み続けてきたケルティ。まだリュックサックの概念がなかった時代に、ディック・ケルティ氏が自宅ガレージで試作を繰り返して完成させた。今ではデイパックの代名詞として、多くのアウトドアユーザーから愛されている。

US モッキンバード2

USモデルのバックパック。樹脂製コイルジッパーが登場する前の金属ジッパー仕様で、’60年代の機能性を復刻したモデル。素材はコットンファブリックをベースに、ボトムや付属部分にはナチュラルレザーを使用。フロントやトップにあしらわれたブタ鼻が、レトロでクラシカルな雰囲気を演出している。5つのポケットを備えているので小物の整理に便利。
 
ケルティ
 

KLETTERWERKS(クレッターワークス)

現在「ミステリーランチ」を手がけるバックパック界の巨匠、デイナ・グリーソン氏が、若かりし頃にパック修理職人として学んだ経験と知識を基に1975年にモンタナ州ボーズマンで立ち上げたバックパックブランド。「バックパックの神」と崇められるデイナ氏が、息子とともに2012年にアップデード復刻。

クレッターフリップ

’70年代当時のデザインはそのままに、壊れやすい箇所を強化したデイパック。シンプルなデザインで丈夫なコーデュラナイロン、バリスティックナイロンを使用。さらにラップトップ対応のスリーブも追加した。
 

 

SIERRA DESIGNS(シェラデザインズ)

1965年にアメリカ・カリフォルニア州で、ジョージ・マークスとボブ・スワンソンの2人のより設立。1968年に発表したコットン60%、ナイロン40%の割合の素材(通称:ロクヨン)を用いたマウンテンパーカがアメリカで大ヒットし、アウターシェルジャケットの原点となった。

デイトリッパー 2.0

70年代に生産していたデイトリッパーの創設50周年記念復刻モデル。50周年記念ロゴとクラシカルなデザインがポイントだ。素材には防水性・通気性に優れた「オリジナル60/40」使用し、下部にはスエードレザーが使用されている。
 

 

EASTPAK(イーストパック)

米軍向けバッグの生産をルーツに、1976年に誕生。設立以降、耐久性に優れたナイロン素材をバッグの素材としていち早く採用するなど、ワイルドで鮮やかな色使いや総柄プリントのバッグを数多く輩出している。

ロウロ

太番手の生地にアンティーク加工やベジタブルタンニングのレザーを使用し、ホワイトラベルのヘリテージロゴを採用。シンプルながらもヴィンテージなルックスを備えたバックパックだ。
 

 

RIVENDELL MOUNTAIN WORKS(リベンデルマウンテンワークス)

1971年、ラリー・ホートン氏により設立。1981年以降、生産を休止していたが、多くの要望により’07年に再建。工場でのライン生産主流の時代に、同社は複数の自宅工房で、一つ一つ手作りで生産することで高品質を維持している。

ルパイン

形はシンプルながら、当時の雰囲気を醸し出す70’sデザインのデイパック。フロントに配された肉厚レザーパッチが存在感ある個性的な表情を演出している。定番のマリポーサを一回り小さくしタウンユースやサブバッグとしての活用度を高めた。
 
リベンデルマウンテンワークス

IGNOBLE(イグノーブル)

2009年にロサンゼルスで誕生したブランド。バッグのラインナップが全てブラックで統一されているのが特徴的だ。「取って代わる未来のプロダクト」をテーマに、品質の高い先進的なデザインを世に輩出している。

コラ

素材に軽量かつタフな高密度ナイロンを使用。シックな面構えは、アウトドアスタイルだけでなく幅広いスタイルのファッションに対応出来る。
 

 

DATUM(デイタム)

2010年、カリフォルニア州で誕生。「アーバンアウトドア」をコンセプトに、クラシカルだが現代にもマッチする機能性を追究したハイクオリティ・アウトドアブランド。フロントのクロスポケットがブランドのアイコンだ。

ローダーパック

あちこちに仕込まれたポケットと、大開口のメイン室は、最上級の使い勝手。長時間の装用でも疲れを軽減するメッシュ素材とクッション仕様のショルダー、背面パネルシステムなど、デザインだけでなく充実の機能性を兼ね備えている。
 

 

WILDERNESS EXPERIENCE(ウィルダネスエクスペリエンス)

1973年にアメリカ、カルフォルニアのチャッツワースにて設立。創業者ジム・トムスン氏の弟の世界旅行の経験を元に、製品を開発し始めたにことにちなんで、ブランド名を「WILDERNESS EXPERIENCE=荒野の体験」と名付けた。一旦は生産を休止していたが、近年日本製で復刻された。

ベタークレッタースモール

多くのブランドがリュックに1000デニールのナイロン生地を使う中、強度の高い1680デニールのナイロンが使用。高級感あるデザインは都会に映える。
 



トリアイナ
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